スイートリトルライズ
2006年11月29日 読書 コメント (2)「人は守りたいものに嘘をつくの」
江國さんの本は好きなものと
そうでないものに
はっきりと別れがちだけど
この本はストーリーはそうでないもの、なのに
このフレーズはことあるごとに浮かんでくる。
「何かあるとさくらに一番に聞いて欲しいって思う。
仕事のことでも家のことでも日常のことでも、何でも。
いろんなこと、わかって欲しいって思う。」
嬉しそうにずっと話し続ける彼を見てるのは幸せだけど
ちょっと心がちくん、てする。
私はあなたにとって守りたいものじゃないんだな、って。
そんなこと初めからわかっていたことなのにね。
コメント
たぶん、傷つけちゃうことも、あとまわしにしちゃうこともあるのかもしれないけれど、今の彼にとって、さくらちゃんはいないと困るっていうか、さくらちゃんがいるからいろんなことがんばれてたり、保ててたりするのかな?
今日の日記を読んでいてそんなふうに思ってしまいました。
そうですね、そんな風に思えたら。
彼の「必要なもの」のうちのひとつにはなりたいな・・。
って思ってるのに、やっぱり寂しくなってつんつんしちゃったり
素直になれなかったりして。
うん、でもものは考えようですよね、ありがとうです^^